僕が担当で計画していた、三遊亭竜楽師匠のドイツ語落語公演が無事に終わりました。3日間、師匠と一緒にベルリン・ライプツィヒ・ハンブルクを旅行し、師匠にドイツ語落語をしていただきました。ツアーが始まる前に、ある日本の方に「ドイツ人は笑えないので、落語はドイツ人の前でやるのは無理です」というようなことに言われたので、ドイツ人の笑いも見せてやろうという気持ちで計画しました。そして、やはり反応は良かったです。竜楽師匠にも満足していただけたのでしょう。
最初の日はベルリン、市庁舎のとても素敵なホールを独日協会の紹介で使わせていただきました。最初の公演で、ちょっとトラブルが起こりました。用意していただいた高座はあまりにも低すぎて、市庁舎で厳しい方が働いているところで、事故防止のため机を使わせていただけませんでした。色々と探して、クロークルームにあったベンチを使わせていただくことになりました。高座ができないとどうしようかと怖かったです。勉強になりました。次回があれば、あらかじめにちゃんと高い高座があるかどうか確かめないといけませね。
座席はほぼ満席、100人ぐらいのお客さんがいらっしゃったと思います。その多くは日本人ですが、独日協会のドイツ人や僕の学生たちもたくさん来てくださいました。竜楽師匠の楽しい落語の説明は人々を最初から笑わします。まずは小道具の説明で、僕が通訳しました。そして、『ちりとてちん』。前半は日本語、後半はドイツ語です。日本語がわからなくても、やはり竜楽さんのうまい演技、面白いしぐさと顔にお客さんが爆笑します。休憩の後は完全にドイツ語で覚えた『長短』もとてもうけました。竜楽師匠の落語は心配ありませんでしtが、私が翻訳した台詞も受けてほっとしました。最後に竜楽師匠がお客さんの一人一人と握手して挨拶をしました。握手していただくおきゃくさんはとても嬉しそうな顔でお家に帰りました。
公演の後で、6人で居酒屋で打ち上げ。参加者は僕の友達・僕の大学で勉強している人など、そしてベルリンにある森鴎外記念館の担当のWondeさん。Wondeさんのところも7月にまた落語会が開かれるので、興味を持ってくださいました。竜楽師匠ととても楽しそうに話しました。僕の学生の友達には、日本語がわかないけど「演劇」を勉強しているのでそれで竜楽さんの落語にとても感動し、とても爆笑した人がたくさんいました。それもとても嬉しいことですね。とても楽しい打ち上げとなりました。
次の日はライプツィヒに行きます。落語公演が続きます。僕もとても楽しかった一日でした。竜楽師匠に、僕の名前が寄席文字で書いてある「めくり」をいただきました。寄席文字の師匠がいらっしゃって、本業で落語家のめぐり作りの方がいらっしゃることをはじめて知りました。面白いですね。まぁ、やはりカタカナより漢字の方が素敵だと思いますが、嬉しかったです。
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